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全日本ラリー選手権 第2戦
久万高原ラリー 2012
【開催日程】2012年4月28日(土)~30日(月)※終了しました
【開催地】愛媛県上浮穴郡久万高原町
【サーフェイス】グラベル(未舗装)
【公式WEBサイト】http://www2.odn.ne.jp/mac/


SS8にて
ドライブシャフト折損により
残念ながらリタイヤ・・・


イベント概要


kuma_Ceremonial_001.JPG 四国の最高峰・石鎚山系のふところに抱かれた高原の町、久万高原。
 毎年ゴールデンウィークのはじめにあわせて開催される、四国唯一の全日本ラリーイベントが「久万高原ラリー」だ。

 伝統的に林業で栄える場所だけに、この地域のステージはターマック、グラベルともに発達していて、その年の全日本ラリー選手権ノミネートイベントのサーフェイス比率を見て、ターマック、グラベルいずれかのシチュエーションを選択して開催するという他には無い特色を持つ。
 もちろん、ターマックイベントの多い今年、久万高原ラリーはグラベルサーフェイスでの開催だ。

  四国の山は全体的に切り立った地形で、そこを通っているステージも非常にタイトかつナローなワインディングが多い。
 コースオフすれば遥か崖下までまっさかさま・・・、という地点も多く、クルーの度胸が試されるイベントであるとも言えるだろう。

 また、ステージの標高が高いために天候が急変することでも知られていて、台風のような大暴風雨におそわれたかと思えば、わずか30分後には雲ひとつない晴天になったりもする。
 視界10m以下という濃霧、というより雲そのものにステージ全体がおおわれることもあり、ドライバーとコドライバー、それぞれの能力とコンビネーションが高いレベルで求められるイベントなのだ。


イベントマップ




【イベント会場】
 セレモニアルスタート/フィニッシュ、サービスパーク、ギャラリーステージなど、会場はすべて美川スキー場(休業中)に集約されている。

 松山自動車道松山インターチェンジから、高知方面へおよそ1時間半。会場までの公共交通機関は存在しないため、基本的にクルマかバイクでの来場となる。今年は途中のワインディング区間にショートカットのトンネル道路が完成したので、これまでよりも楽に久万高原町までたどり着くことができるだろう。

 久万高原町の中心街をすぎて約10km、「道の駅みかわ」の先からスキー場への取り付け道を登っていくことになるが、この区間は離合が難しい狭隘路がつづく。会場まで安全運転を心がけて欲しい。

 サービスパークは美川スキー場の駐車場、ギャラリーポイントはそこから500mほど登った先にあるゲレンデにもうけられる。
 ステージはわずか1km少しの短さだが、じつは滑りやすいターマックと起伏の多いグラベルが組み合わされた、マシンにとってはなかなかの難コース。
 見晴らしよいゲレンデで、ドライバーの妙技を遠くから楽しむことができるだろう。

 会場では、地元の方の手によるちょっとしたお土産品やお弁当の販売もおこなわれる。もし自前で用意する場合、10km手前の久万高原町のコンビニが最後のお店となるので、要注意!!